• 2005年05月22日 (日)

A night of CAETANO

少し前になりますが、去る2005/5/19にカエターノ・ヴェローゾの福岡公演に行って来ました。カエターノは10代のころからのファンです。
ライブ自体に行くのも久しぶりだったんですが、行く前から久しぶりに胸が躍りました。


自分の中で一番思い出深いカエターノのアルバムは、1985年作の「Caetano Veloso」です。このアルバムは色んな人に話したけど、ガットギターの弾き語りで歌うカエターノの声が伸びやかでとても素敵です。彼の声は独特で、少し高くて少し甘い。なんとも譬えようがないです。


そして肝心のライブは、期待していた以上にとても素晴らしいものでした。
少人数のバンド編成で特に舞台装置等も無い照明効果だけだったのですが、彼の歌声は年を取ってさらに艶やかになったような気がしました。
彼は現在は様々な外仕事*も行っていて、純粋なライブミュージシャンとは言えないと思うので、正直、声は昔の様には出ないのではないかと思っていたのですが、全くの杞憂でした。
曲の構成は1年ほど前にリリースされたスタンダードアルバム「foreign sounds」の曲と彼の代表曲を3:7ぐらいで行った感じでした。


会場のシンフォニーホールは3階席まであり、割と広めの会場なので、全席は残念ながら全て埋まってはいなかったんですが、彼の熱演は観客を魅了し、最後はスタンディングオベーションの嵐。まさに至福の2時間でした。


さて、そんなカエターノのライブがあった会場はアクロス福岡というところです。
この施設は、なんというか、いい意味でお金がかかっています。感じで言えば東京国際フォーラムとか名古屋のオアシス21とかに近いような気がします。この手の施設は公共事業的な雰囲気をもっているので、デザイン主導でどーんと建てて、中身がちぐはぐなものが結構あるように思うのですが、それが返って建築物のクールさを引き立てているような気がします。別にいけなくはないのですが、こんな場所でめんたいを売られてもね…と思うのは私だけでしょうか。
とはいえ、隣に続いている天神中央公園側に抜けると壁が階段状に緑が植え込んであったりするので、新緑の今の時期などは見ているだけでほんと気持ちよくて癒されます。ナイス。


*カエターノ・ヴェローゾの最近の自身以外の仕事としてはジョアン・ジルベルトのアルバムプロデュースや、映画「オルフェ」(1999)の音楽監督などがあります。



アクロス福岡
福岡市中央区天神1丁目1番1号
TEL 092-725-9112
関連記事

コメント : 5

カルマ岡政。 2005-07-02 (土) 22:00 編集

あなたもカエターノに魅了されたひとりだったのですね。私と一緒にブログしてるmaxneは初めて公演に行き一目ぼれというか、一聞きぼれしてしまい・・・すんません話が長くなるので、興味がわいたら私たちのブログのぞきに来て下さい。

隊員H 2005-07-03 (日) 00:01 編集

カルマ岡政。様、またまたコメントありがとうございます。拙いブログで申し訳なかったのですが、あのライブの素晴らしさは言葉にするのが本当に難しかったです。カエターノのことは折をみてまた書きたいと思います。

先程、岡政様のブログも少しだけ拝見させていただきました。どうやら、好きな音楽が似ているところもあるようで嬉しかったですw。またそちらにもご訪問させていただきます。

maxine 2005-07-07 (木) 00:30 編集

最近こそカエターノ病から回復しましたが、もうあの夜からの一週間はひどかった!こんなに心を揺さぶられるライブは他には体験していません。奇跡に近い体験でしたね。

カルマ岡政。 2005-07-09 (土) 18:45 編集

コメントおそくなりました。すみません。
音楽に精通しているのは、相棒のmaxneさんのほうで、私はどちらかというと、食い気のほうです。

隊員H 2005-07-10 (日) 09:42 編集

maxineさん、カルマ岡政さん、コメントありがとうございます。
色んなライブは数多くあれど、ほんとにとても記憶に残るものでした。

心地いいけど、刺激的。そんな感じでしょうか。

※入力欄にHTMLタグは利用できません。またパスワードはご自分のコメントを編集する場合に使用するものです。