• 2005年06月26日 (日)

ジャケじゃけん

思わず、ジャケットを見ただけで、欲しくなるレコードがある。あまり、アーティストや曲目を見ずに一目見て買わずにはいられなくなったレコードだ。いわゆるジャケ買いってやつだが、そういう時はジャケットを気に入って買ったので、中身はいまいちでも仕方がないと割り切って買う。ジャケットが格好良くても名盤であるとは限らない。だから、意外に中身も良いと一粒で二度美味しい的に非常にうれしくなる。これははそんな‘思わずジャケットのみで買ってしまったレコード’。


スピーク・ロウ「スピーク・ロウ」 / ウォルタービショップJr.

ジャズアルバムでアーティストの横顔をジャケットにしたものはたくさんあるが、自分は少し遠くを見つめ物思いに耽るように煙草をくわえるビショップのこのジャケットがとても好きだ。曲はいうと、スタンダードの「グリーン・ドルフィン・ストリート」や、「マイルストーン」等に加えて表題曲を軽やかに弾きこなし、ジャズピアノトリオに浸れる一枚。忘れた頃に聞きたくなる。


アマルコルド「Amarcord Nino Rota」 / V.A

ニノ・ロータがフェリーニ映画の音楽監督を努めた楽曲をジャズミュージシャンたちがカバーしたアルバム。カーラ・ブレイの「8 ½」など原曲と聞き比べてみるととても面白かった。ところで、この間久しぶりに聞こうと思って棚の中を探したのだがいくら探しても見つからない。数回の引越し毎に、知り合いにレコードをあげたりしたので、その時に含まれていたのかもしれない。こうなるとどうにかして聞きたくなるので不思議である。ジャケットは少しエロチックだが中身はあっさりしていた(ように記憶している)。


I Love Paris「I Love Paris」 / ミッシェル・ルグラン*
時々、色んな形で再評価を受ける「イージーリスニング」。自分が購入したのは確か10年ぐらい前だったと記憶しているが、その当時もそれまでさほど地位の高くなかったイージーリスニングを渋谷周辺のDJが取り上げて以降、極度に関連音楽の中古値があがったのを覚えている。これはほんとに欲しくてあちこち探し回ったけど、そうして値が上がった後だったので、なかなか買えず、悔しい思いをすること数回。何ヶ月か経ってやっと渋谷のレコード屋で獲得した。余談だけど、こんな感じで苦労して買ったレコードってその瞬間の事をなかなか忘れないものだなぁと思う。ところで中身は・・・、興味があったら聞いて下さい。自分はジャケットの感動以上のものは残念ながらなかった。今聞いてみると「In」な感じがするのだろうか。やっぱりしないのだろうか。

(H)


*現在の通常版とはジャケット写真が異なるようです。

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